MRIでも構造状の異常が見られない腰痛に対して、今多裂筋の弱さが問題ではないかと特にアメリカで報告されています。
長期間継続している非特異的腰痛患者のMRIを見てみると、多くの患者の多裂筋の筋量が低下していることが報告されています。
椎間板の変性や老化などで、背骨の骨と骨との間が不安定になることによるストレスが原因に挙げられています。
アメリカではまず理学療法士による多裂筋へのリハビリ・エクササイズが推奨されています。
薬物・理学療法の効果が認められない場合のみに、医師による背部への直接多裂筋を支配する神経に電極を埋め込み1年直接刺激を与えるという方法を推奨しています。これらの方法により7割以上の患者の痛みが2/3減少したと報告されています。

ではどのようなリハビリがあるのか?
今回は3回に分けてこの多裂筋のリハビリをご紹介いたします。

東陵東京クラブ
大塚製薬株式会社
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